【寄り付き概況】
30日の日経平均株価は小幅続落して始まった。始値は前日比11円23銭安の2万3320円71銭
前日のNYダウは前日比139ドル高と反発。7~9月期国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことなどが好感された。ただ、日経平均株価は前日の後場にかけ下げ渋ったことから、この日は売りが先行している。為替は1ドル=104円60銭前後で推移している。
ただ、国内で主力企業を中心に業績予想の上方修正が続いていることは支援材料。29日に発表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回る伸びを示したのも一定の支えになっているようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がりは石油、ガラス・土石、ゴム、機械など。値下がり上位に医薬品、紙パ、精密、水産、陸運など。
個別では、京セラやアルプスアル、信越化、花王、ソニーが安く、武田や第一三共、エーザイなどが売られている東宝は軟調。SUBARUや三菱自も安い。
半面、29日に今期の業績予想を上方修正したファナックやアドテストは買われている。ファーストリテも堅調、エプソンやコニカミノルも高い。
