小幅安、コロナ感染増が重荷で売り先行

【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は小幅反落して始まった。始値は前日比18円90銭安の2万7709円22銭。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が急増していることが投資家心理の重荷になっている。
 
前日の米株式市場は、NYダウは前日比271ドル高と上昇。景気敏感株などを中心に買いが膨らんだ。米国株が上昇したものの、東京株式市場は売り先行で小幅に値を下げて始まった。為替は1ドル=109円70銭前後で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がりは海運、空運、精密機器など。値下がり上位にゴム製品、機械、その他製品、水産、食料品など。
 
東京外国為替市場は午前9時3分時点で、1ドル=109円台の後半(5日は1ドル=109円56-57銭)、1ユーロ=129円台の後半(同129円81-85銭)で取引されている。
 
業種別では、テルモ、オリンパスなどの精密機器株や、JAL、ANAなどの空運株が上昇。大和証G、野村などの証券商品先物株や、オリエンタルランド(OLC)、リクルートHなどのサービス株も高い。武田薬、塩野義薬などの医薬品株や、クレセゾン、オリックスなどのその他金融株も堅調。NTT、ソフバンGなどの情報通信株や、三井不、三菱地所などの不動産株も上げている。

 

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