【寄り付き概況】
21日午前の東京株式市場は、前日の大幅高の反動から利食い売りが先行する展開になっている。日経平均株価は6営業日ぶりに反落、前日比52円38銭安の2万7627円88銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.68ポイント安の1938.76で始まった。
日経平均は前日におよそ1カ月半ぶりの高値を付け、200日移動平均線(2万7611円、20日時点)を上回った。短期的な達成感もあって、主力銘柄には売りが出やすくなっている。
半面、下値では買いも入っている。前日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇したことは、投資家心理の支えとなっている。売り一巡後に日経平均が上昇に転じる場面があった。
個別では、塩野義は大幅安。日本製鉄や野村、オリンパスが下落。信越化や東エレク、アサヒも売られている。
一方、リクルートや京セラ、KDDIは上昇している。
