小幅反落スタート、利食い急ぎで売り優勢

【寄り付き概況】

5日午前の東京株式市場は、前日の急騰の反動に加え、米ナスダック総合指数の大幅下落を受けた利食い急ぎの売りなどが優勢となり、日経平均株価は前日比12円99銭安の2万9288円80銭と、小反落して始まった。
 
世界的にリスクオンの流れが強まるなか、前日の欧州株市場はほぼ全面高となったが、米国株市場ではNYダウが連日で過去最高値を更新したものの、ナスダック総合指数は反落となった。
新型コロナウイルスのオミクロン株に対する懸念がやや後退し、景気敏感株などが買われる一方、米長期金利上昇を背景にハイテク株には向かい風が意識され、東京市場でもこれは警戒材料となる。前日に日経平均が500円超の大幅高に買われた反動もあり、その分だけきょうは上値の重い展開を強いられそうだ。

 

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