小幅反落、利益確定売り先行

【寄り付き概況】

18日午前の日経平均株価は、前営業日比42円85銭安の2万4023円27銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.51ポイント安の1745.69で始まった。上昇ピッチの速さを警戒する市場参加者から利益確定目的の売りが先行した。

前日の米株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新したことが投資家心理の支えとなり、今のところ下値模索の展開にはなっていない。 
外国人投資家がクリスマス休暇に入るなか、市場エネルギー不足も意識されるところ。
英国では保守党が選挙に大勝したものの、ハードブレグジットに対する懸念が依然くすぶり、相場の撹乱要因となる可能性も内包している。ただ、大きく下値を売り込む理由も見当たらず、日経平均はマイナス圏で推移しても比較的狭いレンジでもみ合う公算があるだろう。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら下落している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に石油、情報通信、鉱業など。値下がりで目立つのは海運、その他製品、水産など。
 
市場では「材料不足で様子見ムードが強く、きょうは2万4000円を挟んだ展開になるだろう」との声があった。
 
個別では、SUMCO、キヤノン、第一生命、ファミマやダイキンが安く、アドバンテス、第一三共、エーザイ、クラボウは軟調。
 
半面、「海外の火力発電所建設を巡る損失負担で三菱重と和解する」と伝わった日立が急騰、富士フイルム、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、トヨタ、三住トラストは堅調。
 
 
テクニカル的には、ヒノキヤ(1413)、K&O(1663)、浅沼組(1852)、熊(1861)、スタジオア(2305)、ディップ(2379)、高千穂交(2676)、やまみ(2820)、Bガレ(3180)、サムティ(3244)、飯田(3291)、デリカ(3392)、旭化成(3407)、ビーロット(3452)、ダイニック(3551)、ホギメ(3593)、オルトプラス(3672)、ティーガイア(3738)、北越コ(3865)、マイネット(3928)、住精化(4008)、保土谷(4112)、大有機(4187)、ソルクシ(4184)、日シス技(4323)、システムサ(4396)、塩野義(4507)、小野薬(4528)、太陽(4626)、パーク24(4666)、クレスコ(4674)、ジャストシ(4686)、マンダム(4917)、エステー(4951)、長谷川香(4958)、バンドー(5195)、TYK(5363)、エンビプロ(5698)、アーレスティ(5862)、リンナイ(5947)、パンチ(6165)、三井海洋(6269)、日樹工(6293)、鶴見工(6351)、栗田工(6370)、前澤給(6485)、船場(6540)、ヤーマン(6630)、日東工(6651)、池上通(6771)、電子材料(6855)、新電工(6967)、北電工(6989)、日車両(7102)、きらぼし(7173)、エフテック(7212)、TBK(7277)、小野建(7414)、エコトレ(7427)、SPK(7466)、長野計器(7715)、マニー(7730)、シチズン(7762)、レック(7874)、アシックス(7936)、天馬(7958)、4℃(8008)、住商(8053)、東陽テク(8151)、SRS(8163)、三谷産(8285)、地銀、アジア投資(8518)、大和(8601)、太平発(8835)、新京成(90154)、ニッコン(9072)、郵船(9101)、商船三井(9104)、明治海(9115)、住友倉(9202)、ヤマタネ(9305)、安田倉(9324)、TBS(9401)、日本BS(9414)、スマートバ(9417)、中部電(9502)、中国電(9504)、東北電(9506)、イーレックス(9517)、レノバ(9519)、NSD(9759)が動兆。
 
 
 

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