【後場寄り付き概況】
日経平均株価は後場寄りプラス転換
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比25円97銭高の2万4271円73銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.79ポイント高の1824.75で始まった
小幅マイナス圏から切り返しプラス転換した。
外国為替市場では、1ドル=113円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、任天堂がにぎわい、キーエンス、ファナック、トヨタが上伸し、ブリヂストンも値上がり。三菱UFJ、三井住友が小高く、伊藤忠、三菱商は堅調。小野薬は個別に買われている。
半面、ソフトバンクGが下落し、ファーストリテも売りに押されている。ソニー、東エレクが下げ、東海カ、昭和電工も軟調。ZOZOの売りが厚く、しまむらは大幅安となっている。
NAFTA再交渉での合意を受けた米株高を好感し、続伸で始まった日経平均だが、為替の円安一服などを背景に伸び悩んだ。
9月安値(2万2172円90銭、取引時間中)から本日の高値までの上昇幅は2300円近くに達し、短期的な過熱感が意識されやすいことから、目先の調整は想定内だろう。
今週末には米9月雇用統計の発表が控えており、これを見極めたいとするムードが強まる可能性もあるが、業績期待から押し目買いも入りやすく、日経平均は底堅く推移しそうだ。
ランチバスケットは23件、27951億円、20億買い越し。
