【寄り付き概況】
26日の日経平均株価は小幅反落で始まったが、その後は急速に上げ幅を拡大している。始値は前日比1円12銭安の3万9129円31銭だった。
前日は欧州株市場や米国株市場など海外市場がクリスマスの祝日で総じて休場となったこともあって、きょうの東京株式市場は手掛かり材料難のなか様子見ムードが拭えず、日経平均は狭いゾーンでもみ合う展開が予想される。
外国為替市場では1ドル=157円台前半でもみ合う展開だが、取引時間中はドル・円相場の動向なども株式市場に影響を与えそうだ。日経平均は上値が重い一方、きょうは受け渡しベースで年内最終商いとなることから、12月決算企業の配当権利取り狙いの買いなどが下値を支える要因となる可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、トヨタやホンダなど自動車株が高い。ファナックやダイキンが上昇し、三越伊勢丹やJフロントが買われた。一方、アドテストやスクリンが安い。三菱重やオリンパス、日製鋼が下落した。
