小反落スタート、米ハイテク株安で

【寄り付き概況】
 

21日の日経平均株価は小反落で始まった。始値は前日比24円36銭安の3万8608円66銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウは299ドル高と上昇したものの、ナスダック指数は8日ぶりに反落。エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が軟調だった。この流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。
 
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.69%安と大幅安となった。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の下げが目立った。きょうの東京市場でも日経平均寄与度の高いアドテストやソフトバンクグループ(SBG)などハイテク株の一角に売りが出た。
 
一方、為替は1ドル=158円90銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。トヨタなど輸出関連株が買われているほか、米金利の上昇を背景に保険株や銀行株が高い。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、ファストリやダイキン、ソニーGが高い。東京海上や川崎汽が買われた。一方、東エレクやTDK、スクリンが安い。第一三共や塩野義も売られている。

 

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