小反落、配当権利落ち受け

【寄り付き概況】

30日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比19円48銭安の2万9365円04銭。きょうは3月期末の配当権利落ち日で、配当落ち分の178円程度、日経平均は下押しされる。一時上昇に転じる場面もあった。
 
前日のNYダウが3日続伸し連日の過去最高値更新となったものの、ナスダック総合指数は軟調となるなど、主要株価指数が高安まちまちの展開だった。
米10年債利回りが1.7%台に再浮上していることで半導体関連などのグロース株には向かい風が意識されSOX指数も反落した。東京株式市場でもこの地合いを引き継ぐ流れとなりやすいだろう。
 
個別では、明治HD、三井化学、トヨタが安く、京王、セコムが売られている。半面、ファーストリテ、東エレクが堅調となっている。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次