小反落、米株安と円高基調で買い手控え

【寄り付き概況】
 
24日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比68円28銭安の1万9366円36銭。23日の米国株が下落したことや外国為替市場での円高進行を嫌気した売りが出ている。
 
前日の米国株市場では、トランプ米大統領による政権運営の先行き不透明感が強まるなかNYダウが87ドル安と3日ぶりに反落、外国為替市場では1ドル=109円台を割り込む円高が進行しており、これが東京市場の重荷となっている。
24~26日の日程で行われるジャクソンホール会合の結果を見極めたいとの思惑に加え、北朝鮮を巡る地政学リスクなどへの警戒感もあり全般は買い手控え感が強い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、不動産、石油など。値下がりで目立つのは鉄鋼や証券商品先物、海運業が下落して始まった。

個別では、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテの値がさ株が下押し、任天堂は軟調になっている。新日鉄住、JFE、神戸鋼の鉄鋼株の下げ足を速め、トヨタ、キーエンス、三菱UFJ、三井住友、電通がさえない。
半面、三井不、セガサミーHDが値を上げシマノが安寄り後に切り返し、住友鉱、三菱商、KDDIが上昇している。

225先物は日興・モルスタ・野村・シティ・ソジェンが買い越し。
アムロ・SBI・メリル・ドイツ・クレディ・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はUBS・GS・ソジェン・シティが買い越し。
ドイツ・メリル・SBI・JP・野村・モルスタが売り越し。
 
テクニカル的には、大成建(1801)、ワールド(2429)、ファンコミ(2461)、ヨシムラ(2884)、ロックフィ(2910)、シキボウ(3109)、ヨシックス(3221)、クリレス(3387)、東レ(3402)、サカイオーベ(3408)、コムチュア(3844)、PCI(3918)、堺化学(4078)、TAC(4319)、昭和シェル(5002)、コスモエネ(5021)、イソライト(5358)、アルインコ(5933)、LIXIL(5938)、テクノプロ(6028)、ソラスト(6197)、日東工(6651)、フォスタ(6794)、ジンズメイト(7448)、ネットワン(7518)、西松屋(7545)、ホクシン(7897)、ナカバヤシ(7987)、4℃(8008)、UーNEXT(9418)、船井総研(9757)、ニトリ(9843)、愛眼(9854)、アークス(9948)が動兆。

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