小反発スタートも円高は重荷

【寄り付き概況】
 

17日の日経平均株価は小反発で始まった。始値は前週末に比べ20円17銭高の3万6601円93銭。
 
 3連休明けとなる17日の東京株式市場だが、足もと強弱観が対立している。米国株市場では今週18日までの日程で開催されるFOMCでFRBが0.5%の大幅利下げに踏み切るのではないかとの見方が広がり、前日はNYダウが約2週間ぶりに史上最高値を更新した。
 
ただ一方で外国為替市場では日米金利差縮小に伴うドル売り・円買いの動きを誘発しており、直近で1ドル=140円台を割り込む円高に振れていることが、東京市場ではハイテクセクターを中心に、機械や自動車などの輸出関連株に採算悪化を懸念した売りが先行している。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やTDK、ファナックが下落している。
一方、ファストリやNTTデータ、中外薬が上昇している。
 
 
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