小反発、手掛かり材料難から様子見

【寄り付き概況】

26日の日経平均株価は小反発して始まった。
始値は前日比4円83銭高の2万3787円70銭。前日はクリスマスの祝日で多くの海外市場が休場だった。
売買材料が乏しく、ほぼ横ばい圏内で小動きとなっている。利益確定目的の売りで一時下げに転じる場面があったが、来期の企業業績回復を期待した押し目買いが入り持ち直している。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。
 
きょう東証マザーズに新規上場したスポーツフィールド<7080>はカイ気配で始まっている。また、J.フロント リテイリングや高島屋が決算を発表する。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に精密、海運、鉱業、ゴム、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは非鉄、鉄鋼、紙パルプ品など。
 
個別では、三菱UFJ、みずほFG、三井住友のメガバンク株やトヨタ、ホンダ、富士通、東エレク、キヤノンの輸出関連株の一角がしっかりし、ソフトバンクG、任天堂も底堅い。また、コマツ、クボタ、荏原の建機株や大成建、大林組の建設株が堅調で、野村、大和証Gの証券株、帝人、東レの化学株も小高い。
 
半面、銀行株やソニー、ファーストリテが軟調。また、アマダHD、ツガミの機械株、古河電、フジクラの電線株も甘い。このほか、三井不、平和不の不動産株の一角や三菱紙、大王紙の紙パ株の一角が軟調に推移している。

テクニカル的には、M&A(2127)、学情(2301)、キャリアDC(2410)、アダストリア(2685)、キリン堂(3194)、SFP(3198)、トリケミ(4369)、アルファシス(4719)、ITFOR(4743)、M&Aキャピ(6080)、ソラスト(6197)、ダイフク(6383)、フクシマガリ(6420)、オーイズミ(6428)、たけびし(7510)、壱番屋(7630)、TAKATA(7921)、オカムラ(7994)、スクロール(8005)、洋埠頭(9351)が動兆。
 

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