【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比7円41銭高の3万5909円20銭。
前日の米国株市場はキング牧師の誕生日に伴う祝日で休場だったが、欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だった。
日本株はここ独歩高の展開が続いており、きょうも出遅れた国内外機関投資家の買いが全体指数を支える形となっている。外国為替市場で円安方向に振れていることもポジティブ材料として働く。
前日まで日経平均は6連騰を記録し、日々の上げ幅も大きく6営業日合計で2600円あまりも水準を切り上げていることから目先過熱感も拭えない状況にあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
個別では、東エレクやアドテストが安い。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株も下落した。一方、第一三共やイオンが高い。川崎汽や郵船、商船三井など海運株が上昇した。
