7日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8000円-2万8300円を想定。(6日終値2万8237円78銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落。ダウ平均は40ドル高の33431ドルで取引を終えた。
日経平均株価は連日で大幅上昇し、終値ベースで昨年11月25日以来、約3カ月ぶりの高値水準を付けた。
投資家心理の好転が期待される一方、戻り待ちの売りも控えているとみられ、売り買いが交錯して、もみ合い商状となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の後半(6日は135円67-70銭)、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の前半(同144円46-50銭)と円安方向に振れている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比60円安の2万8200円だった。
【好材料銘柄】
■アスカネット <2438>
今期経常を37%上方修正。
■円谷フィールズホールディングス <2767> [東証P]
3月21日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
■システムズ・デザイン <3766>
東京大学とヘルスケア分野における疾病予防プログラムの共同研究を開始。
■エーアイ <4388>
ChatGPTとオルツ社の大規模自然言語処理モデル「LHTM-2」を活用したサービス提供の実証実験を開始。
■ステムリム <4599>
レダセムチドの変形性膝関節症を対象とした医師主導治験(第2相試験)で主要評価項目を達成。
■ウインテスト <6721>
RS Technologies <3445> [東証P]と自社が製造する半導体検査装置の販売代理店契約を締結。
■ダイワ通信 <7116>
迷惑行為検知AIカメラシステムの企画・開発に着手。
■さいか屋 <8254>
上期経常を2.6倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
7(火)
【国内】
30年国債入札
《決算発表》
アイル、ファーマフーズ
【海外】
中国2月貿易収支
米3年国債入札
パウエルFRB議長が米上院銀行委員会公聴会で証言
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
