小動きスタート、米ハイテク株安重荷

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は小幅に続落して始まった。始値は前日比35円95銭安の3万1877円79銭。

前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開となり、ハイテク系グロース株が売られたことでナスダック総合株価指数は下落したものの、景気敏感株の一角に買いが優勢となりNYダウは続伸した。

カナダ中銀が政策金利を3会合ぶりに引き上げたことは警戒材料となっている。東京株式市場では前日に日経平均が600円近い急落をみせたが、先物を絡めた空売りも観測され目先は買い戻し圧力が働きやすい。
一方、あすにメジャーSQ算出を控えインデックス取引主導で不安定な値動きも想定されるだろう。

日経平均は7日に前日比593円下落。ただ、5月から前日の下落前までに3000円超上昇していた。市場では「上げ足が速かったため、押し目が来たら買いを入れたい投資家は多い」との声がある。上げ幅は一時100円を超えた。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発している。

個別では、エーザイや神戸鋼、JR東海が上げた。一方、キーエンス、安川電が下げた。

 

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