17日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5700円-2万6000円を想定。(16日終値2万5822円32銭)
米国はキング牧師誕生記念日により休場。欧州株は概ね堅調であったが、独DAXや仏CAC40はそれほど値幅が出なかった。
日経平均株価は連日で大幅下落した反動や、欧州株式が上昇した動きもあり、買い優勢のスタートとなりそう。
ただ、きょうからあす18日にかけて、日本銀行で金融政策決定会合が行われる。前回の決定会合では、長期金利の変動幅を0.5%程度まで容認する事実上の利上げを行っているだけに、内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がるとみられる。値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面がありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の半ば(16日は127円97銭-128円00銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円トビ台(同138円61-65銭)と円安方向に振れている。大阪取引所のナイトセッションでは、16日清算値比100円高の2万5870円だった。
【好材料銘柄】
■ジェイ・エスコムホールディングス <3779>
子会社JEインベストメントがファンド運営事業を開始。
■北川精機 <6327>
上期経常を一転3%増益に上方修正。
■テラプローブ <6627>
未定だった前期配当は35円増配。12月売上高は前年同月比12.2%増と増収基調が続いた。
■ALiNKインターネット <7077>
株主優待制度を導入。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律1000円分のクオカードを贈呈する。3-11月期(3Q累計)経常が4%増益で着地・9-11月期も6%増益。
■ラピーヌ <8143>
今期経常を一転97%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
17(火)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~1/18)
【海外】
中国10-12月期GDP(11:00)
中国12月鉱工業生産(11:00)
中国12月小売売上高(11:00)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
《米決算発表》
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ユナイテッド・エアラインズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
