5日の東京株式市場は、続伸後に上値を試す展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万1600円-3万2000円を想定。(5日終値3万1524円22銭)
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は701ドル高の33762ドルと値幅を伴った上昇となった。米国株が注目の指標を確認して大幅高となっており、日本株も大きく水準を切り上げる展開を予想する。
日経平均株価は、前週末の強い地合いや、現地2日の欧米株式が上昇したこともあり、買い先行スタートが想定され、フシ目の3万2000円が意識されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(前週末5日は138円99銭-139円02銭)、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の後半(同149円58-62銭)と円安に振れていることも支援材料とみられる。
一方、現地4日にオーストリアで開催されたOPEC(石油輸出国機構)と、ロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」の閣僚級会合では、協調減産を24年末まで延長することを決定。原油価格の動向が意識されることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同2日の大阪取引所清算値比415円高の3万1965円だった。
【好材料銘柄】
■ディー・ディー・エス <3782>
ID管理とSSO(シングルサインオン)機能を一元化したクラウドサービス「EVECLOUD」を販売開始。独自の軽量顔認証エンジンを搭載。
■フィーチャ <4052>
自動車部品世界シェア最大手のボッシュと資本業務提携。ボッシュを割当先とする29万3937株の第三者割当増資と29万3936株の売り出し(譲渡)を実施する。発行・売出価格は619円。
■Delta-Fly Pharma <4598>
急性骨髄性白血病の患者を対象に臨床第3相比較試験を実施中の「DFP-10917」に関する今後の予定を報告。来年1月頃をメドにデータカットオフを行い、翌2月頃に中間解析データを確定する計画。
【主な経済指標・スケジュール】
5(月)
【国内】
《決算発表》
泉州電、内田洋、ファーマフーズ、フジコーポ、ファースト住
【海外】
米5月ISM非製造業指数(23:00)
米4月製造業受注(23:00)
アップルが年次開発者会議「WWDC」開催(~6/9)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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