17日の東京株式市場は、続伸後、堅調な展開か。
16日の米国株式が大幅反発したことから、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比455円高の2万2875円だった。朝方は、同清算値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。
日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万3000円。
日経平均はテクニカルの節目が集中する2万2700円どころをスタートから大きく上回りそうで、きのう2万2500円台をしっかり回復したことと併せて、目先の底打ち感が強まりやすい。
買い一巡後は、16日に大幅反発した後の米国株動向をみたいとして、時間外取引での米株価指数先物の動きに注目が集まりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(16日終値は112円09-11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円95-99銭)と小動き。対ドルでの円高一服感もあり、引き続き、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。
【好材料銘柄】
■ユーグレナ <2931>
加水分解ユーグレナエキスが皮膚の表皮細胞の増殖を促進し、皮膚のバリア機能を強化する可能性を確認。
■田淵電機 <6624>
ダイヤモンド電機を引受先とする第三者割当増資を実施する。19年1月25日までに30億円を調達する予定。
■ノジマ <7419>
上期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ベクター <2656>
年内サービス開始予定のPCブラウザ用ゲーム「DRAGON REVENGE」の事前登録を開始。
■SIG <4386>
上期経常を47%上方修正。
■ラクス <3923>
上期経常を30%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
17(水)
《決算発表》
平山
【海外】
EU首脳会議(~10/18)
米9月住宅着工件数(21:30)
米9月建設許可件数(21:30)
9/25~26開催のFOMC議事録
《米決算発表》
M&Tバンク、アボット・ラボラトリーズ、ノーザン・トラスト、USバンコープ
休場:香港(重陽節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
