大幅続落スタート、米ハイテク株安で

【寄り付き概況】
 

1日の日経平均株価は大幅に続落して始まった。始値は前日比576円90銭安の3万8504円35銭。その後下げ幅は800円を超えた。
 
前日の米株式市場は、NYダウは378ドル安と3日続落。半導体関連株などに売りが膨らみ、ナスダック指数も大幅に下落した。
米国株安の流れを受け、東京株式市場も3万8000円台半ばに値を下げてスタートした。
 
また、為替は1ドル=152円00銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
 
日銀の植田和男総裁は10月31日、政策金利の据え置きを決めた金融政策決定会合後の記者会見で、追加利上げを探る姿勢を維持した。円相場は総裁会見を受けて強含み、足元では1ドル=152円近辺で推移している。このところ円の下落を手掛かりに買われてきたトヨタなど輸出関連株にも売りが先行している。
 
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
 
個別では、アドテストやファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)が下落している。一方、三菱電や京成、パナHDが上昇している。

 

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