大幅続落スタート、一時1700円安 米景気減速懸念で

【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は大幅に続落して始まった。始値は前週末に比べ660円34銭安の3万5249円36銭。

 
日経平均は前週末2日に2200円あまりの記録的な暴落をみせたが、世界的にリスクオフの流れが強まっており、東京市場もその流れにのまれる展開で波乱の地合いが続いている。前日の欧州株市場が全面安となり、米国株市場も低調な7月の米雇用統計の結果を受け米景気後退への警戒感が高まっている。更に、外国為替市場で急激な円高基調にあることで東京市場では輸出セクター中心に売り圧力が増幅されている。為替動向や米株価指数先物の値動きなどを横目に3万4000円台を巡る攻防が予想されるだろう。
 
東京株式市場は全面安の展開。東証株価指数(TOPIX)の下落率は7%を超えた。
 
個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、日立が下落している。トヨタは年初来安値を付けた。一方、ニトリHDやオムロンは上昇している。
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