大幅続落、米株安で売り優勢

【寄り付き概況】

3日午前、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比273円10銭安の2万1115円48銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、18.43ポイント安の1690.35で始まった。
前日の米国株急落を受けて、幅広い業種が売り優勢で始まった。
 
前日のNYダウが450ドルを超える下げをみせ、トランプ米大統領の批判の対象となったアマゾンを筆頭にハイテク関連株に下げが目立つなか、ハイテク株比率の高いナスダック指数は193ポイント安と約2カ月ぶりの安値をつけている。
これを受けて東京市場でも電機・精密セクターなどをはじめ大きく売りがかさんでいる。
 
外国為替市場ではリスクオフの円買いとなり、1ドル=105円台後半に円高に振れていることもマイナス材料。売り一巡後は個人投資家の押し目買いや海外投資家の空売り買い戻しなども想定され下げ渋る可能性もある。
 
 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは海運、金属製品、その他製品、電気機器、医薬品など。
 
個別では、ソニー、キヤノン、ファナックが売られ、トヨタ、日産自は軟調。
新日鉄住、住友鉱、国際帝石、JXTG、伊藤忠、郵船、三菱UFJ、みずほFG、東京海上、三井不、任天堂、ソフトバンクG、ファーストリテ、武田も下落している。
半面、関西電が買われ、資生堂が締まり、花王は強含み。しまむら、住友ゴムが買われている。
 
225先物は、UBS・アムロ・日興・ソジェンが買い越し。
野村・みずほ・SBI・バークレイズ・クレディ・モルスタ・JPが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ソジェン・野村・アムロが買い越し。
ドイツ・クレディ・モルスタ・バークレイズ・日興が売り越し。
 
テクニカル的には、ヤマダSXL(1919)、パソナ(2168)、システナ(2317)、カカクコム(2371)、ワールド(2429)、ムゲン(3299)、シップ(3360)、ショーケース(3909)、トクヤマ(4043)、サイバネット(4312)、エレコム(6750)、コロワイド(7616)、ARM(8769)、福山運(9075)が動兆。
 
 

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