大幅続伸スタート、米株高を好感

【寄り付き概況】

17日の東京株式市場は大きく買いが先行、寄り付きの日経平均株価は、前日比257円35銭高の2万2806円59銭と続伸してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、20.83ポイント高の1708.74で始まった。
 
前日の米国株市場では企業の好決算発表を背景にリスクを取る動きが優勢となり、NYダウが550ドル近い上昇をみせたほか、ナスダック指数も200ポイント超の急伸となり、これを受けて東京市場も広範囲に投資資金が流入する展開となった。
 
外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移と円安に振れており、これも主力株中心にポジティブに作用している。また、米国株市場では半導体関連が幅広く買いを集め、この流れが東京市場の地合いにも好影響をもたらす可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に証券、金属製品、化学、電気機器、銀行など。
 
個別では、ソフトバンクG、NTT都市開発が急伸し、ファーストリテ、任天堂はしっかり。武田、資生堂が値を上げ、JTは強含み。トヨタ、ホンダが買われている。TDKが上伸し、村田製、キーエンス、東エレクは高い。
 
半面、ユニー・ファミマが値を下げ、キッコーマンはさえない。KYBは売り気配で始まった。スズキが売られ、伊藤忠は軟調。東邦鉛が緩み、郵船、商船三井は大幅安となっている。
 
225先物は、野村・パリバ・三菱・ドイツ・みずほ・SBIが買い越し。
アムロ・ソジェン・クレディ・モルスタ・メリル・UBSが売り越し。
TOPIX先物は三菱・日興・JP・野村・GSが買い越し。
バークレイズ・大和・クレディ・メリル・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、コメダ(3548)、東邦鉛(5707)が動兆。

 

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