【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は大幅続伸で始まった。始値は前日比551円79銭高の3万5601円65銭。
前日の米株式市場は、NYダウは15ドル高と小幅続伸。米12月消費者物価指数(CPI)は予想を上回ったが、米企業の業績拡大期待が相場を下支えした。これを受け、日経平均株価は堅調なスタートを切った。足もとで為替は1ドル=145円00銭前後で推移している。
市場では「新たな少額投資非課税制度(NISA)開始などを手がかりとした年初からの国内株式相場の上昇は鮮明で、海外投資家を中心に買い遅れるリスクを意識した動きが続いているようだ」(国内証券)との声も聞かれた。
12日に算出された株価指数オプションとミニ日経平均先物1月物の特別清算指数(SQ)値はQUICK試算で3万6025円97銭だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や信越化、京セラが上昇している。一方、第一三共やセブン&アイ、ネクソンが下落している。
