大幅続伸、米株高と円安進行で

【寄り付き概況】

16日の日経平均株価は大幅に続伸して始まった。始値は前日比578円29銭高の3万7304円93銭。取引時間中としては2日以来2週間ぶりに3万7000円を上回った。上げ幅は一時900円を超えた。

 
前日の米株式市場は、NYダウは554ドル高と3日続伸。米7月小売売上高が予想を上回りソフトランディング期待が高まるなか、景気敏感株などが買われた。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=149円10銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
 
市場では「7月の米小売売上高は米景気の堅調さを示す結果といえそうで、日米株にはポジティブ」との声が聞かれた。
 
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
 
個別では、東エレクやアドテストといった半導体関連株が買われているほか、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株も上昇している。一方、ニトリHDやエムスリーが売られ、ニチレイや日ハムといった食料品株の一角が下げている。

 

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