【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は大幅に続伸している。前日比190円37銭高の1万9736円14銭で始まり、上げ幅は200円に迫った。
前日の米国株市場では、警戒された大型ハリケーンの被害が想定を下回ったとの見方からリスクオンの流れとなりNYダウが259ドル高と急騰、過去最高値まであと60ドルあまりに肉薄する強さをみせた。
また、外国為替市場では1ドル=109円台前半の推移とドル高・円安に振れており、東京市場にとって外部環境面からの追い風が強い。国連安保理の制裁決議もそれほど厳しい内容とならなかったことで、北朝鮮による軍事的な挑発行動がひとまず沈静化するとの観測も空売り筋の買い戻しを誘っている。
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に保険、その他金融、銀行、証券、不動産、化学など。
個別では、任天堂、リクルートHD、ソフトバンクGが買われ、ファーストリテは大幅高。日本郵政、野村が値を上げ、三井住友、東京海上は高い。日本電産が、東エレク、トヨタは堅調。安永、ルネサス、信越化、住友鉱は反発している。
半面、マルハニチロ、楽天が売られ、長谷工はさえない。ソニー、富士通、コマツ、JFE、日揮は弱含みになっている。
225先物はモルスタ・クレディ・野村・ドイツ・パリバが買い越し。
アムロ・ソジェン・SBI・メリル・三菱・カブコムが売り越し。
TOPIX先物はJP・クレディ・野村・メリル・ソジェンが買い越し。
日興・モルスタ・三菱・UBSが売り越し。
テクニカル的にはマルハ(1333)、日ハウス(1873)、NESIC(1973)、明星工(1976)、プリマ(2281)、Sフーズ(2292)、日駐(2353)、SRGタカミヤ(2445)、オエノン(2533)、東エレ(2760)、ハウス食(2810)、北の達人(2930)、神戸物産(3038)、DCM(3050)、ディア・ライフ(3245)、旭化成(3407)、スシロー(3563)、王子紙(3861)、巴川紙(3878)、マクロミル(3978)、住化(4005)、日産化(4021)、パカライ(4095)、チタン工(4098)、三井化学(4183)、積水化(4204)、ADEKA(4401)、田辺三菱(4508)、日新薬(4516)、関西ペ(4613)、りらいや(4708)、資生堂(4911)、コーセー(4922)、藤倉ゴム(5121)、ヨータイ(5357)、日精線(5659)、三和(5929)、Jマテ(6055)、ツガミ(6101)、荏原(6361)、新興プ(6379)、ダイフク(6383)、フジテック(6406)、竹内製作(6432)、ユーシン(6482)、東陽電(6505)、三桜工(6584)、オムロン(6645)、キーエンス(6861)、レーザーテク(6920)、双葉電(6986)、川重(7012)、日車両(7102)、プレス工(7246)、ヤマ発(7272)、ショーワ(7274)、松田産(7456)、ドンキ(7532)、長野計器(7715)、ノーリツ鋼(7744)、大日印(7912)、リンテック(7966)、岡村製(7994)、高島(8007)、イワキ(8095)、上新電(8173)、住友倉(9303)、光通信(9435)、イエロハ(9882)、ミスミ(9962)が動兆。
