大幅安スタート、米株急落と円高を受け

【寄り付き概況】

4日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの
日経平均株価は、大納会終値比359円64銭安の1万9655円13銭と大幅に続落してスタートした。
2019年大発会の東京株式市場は、寄り付きから米国株急落を受けたリスク回避の売りに晒される形で始まった。

前日の米株市場はアップル株の急落などを背景に景気減速に対する警戒感が一気に高まり、NYダウが一時700ドル超の急落となった。

また、外国為替市場では一時1ドル=104円台まで急激な円高が進行、足もとは1ドル=107円台後半で推移しているものの、輸出採算悪化への懸念から主力株中心に強い逆風が意識されている。
昨年12月25日につけた昨年来安値1万9155円も視野に入れる下値模索の展開を余儀なくされそうだ。

寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは鉄鋼、海運、電気機器、証券、非鉄など。

個別では、トヨタが大きく売られ、ブリヂストンはさえない。村田製が急落し、ソニー、ファナック、東エレク、SUMCOは大幅安。ソフトバンクG、ファーストリテが値を下げ、任天堂は続落。三菱UFJ、東京海上は軟調。武田、JTは安い。

半面、NECが上伸。東電力HD、関西電が買われ、スカパーJはしっかり。7&iHDが締まり、日ハム、JR西日本は堅調となっている。

225先物は、アムロ・メリル・日興・JPが買い越し。
野村・UBS・HSBC・ソジェン・大和・GSが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・GS・パリバが買い越し。
バークレイズ・ソジェン・メリル・野村が売り越し。

テクニカル的には、ヤマウラ(1780)、SRGタカミヤ(2445)、サイバーコム(3852)、新興プラ(6379)、バンナム(7832)、菱鉛筆(7976)、ランビジネス(8944)、HIS(9603)が動兆。

 

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