大幅反落か

5月2日の日経平均株価は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万7000円を想定。
東京市場が休場の間の米国株は振れ幅が大きく、NYダウ平均は4月28日に614ドル高、29日に939ドル安となった。29日は32977ドルで取引を終了。28日は決算が好感されたメタの急伸を受けてグロース株に買いが入ったが、29日はアマゾンが失望決算を発表して14%安となり、アップルも大幅安。グロース株が下げを先導した。ドル円は足元130円20銭近辺で推移している。
日経平均株価は、4月28日に大幅反発した反動や、現地29日の米国株式が大幅反落したことから、売り優勢スタートとなりそう。売り一巡後は、連休の谷間であることや、現地3-4日に開催される
FOMC(米連邦公開市場委員会)も控えることから、様子見姿勢が強まる展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=130円台の前半(4月28日は130円59-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円台の前半(同137円83-87銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所清算値比140円安の2万6730円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■アズーム <3496>
上期経常は67%増益で上振れ着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.68%にあたる2万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ラサ工業 <4022>
前期経常を31%上方修正・4期ぶり最高益、配当も20円増額。
 
■プロパティデータバンク <4389>
今期経常は18%増で6期連続最高益、前期配当を4円増額・今期は2円増配へ。
 
■日本特殊陶業 <5334>
今期最終は16%増で2期連続最高益、36円増配へ。
 
■大平洋金属 <5541>
前期経常を31%上方修正、配当も45円増額。
 
■アサカ理研 <5724>
今期経常を一転70%増益に上方修正。
 
■キャリアリンク <6070>
前期経常を19%上方修正、配当も20円増額。
 
■富士通 <6702>
今期最終は53%増で2期ぶり最高益、20円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.11%にあたる1200万株(金額で1500億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■アルプスアルパイン <6770>
前期経常が上振れ着地・今期は18%増益、20円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.21%にあたる250万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■日本電子 <6951>
前期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も22円増額。
 
■エンプラス <6961>
前期経常が上振れ着地・今期は16%増益、前期配当を2.5円増額・今期は2.5円増配へ。
 
■アストマックス <7162>
非開示だった前期経常は3.4倍増益へ。
 
■野崎印刷紙業 <7919>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は85%増益へ。
 
■新京成電鉄 <9014>
親会社の京成電鉄 <9009>が株式交換で完全子会社化する。9月1日付で同社株1株に対し、京成株0.82株を割り当てる。
 
■Green Earth Institute <9212>
DIC <4631>とバイオプロセスによる「β-アラニン」の商用生産に向けたライセンス契約を締結。
 
■アイティメディア <2148>
今期最終は9%増で4期連続最高益、5円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
2(月)
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
三井物、京王、双日、ティーガイア、アドウェイズ、イチネンHD、リケンテクノス、TOA
 
【海外】
米4月ISM製造業景気指数(23:00)
休場:中国(~5/4)、香港(労働節)、英国(アーリー・メイ・バンク・ホリデー)
《米決算発表》
ロウズ
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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