大幅反落、米株市場急落を受け

【寄り付き概況】

13日の東京株式市場は大きく売り先行 寄り付きの日経平均株価は、前週末比384円64銭安の2万1885円24銭と大幅に反落してスタートした。
 
前日のNYダウが600ドル強の下げをみせており、これを受けて東京株式市場でもリスク回避の売りが集中した。日経平均はフシ目の2万2000円大台を割り込んで始まった。
 
iPhone販売不振に対する懸念で米アップルが急落したことから、日本の電子部品メーカーや半導体関連への売り波及が懸念されるほか、ゴールドマン・サックスが大きく売り込まれたことも、メガバンクなど金融株に影響が出る可能性がある。取引時間中は中国株市場などの動向も横目に、下値に対する警戒ムードが強い地合いとなりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉱業、鉄鋼、ガラス土石、機械、非鉄など。
 
個別では、ソニー、TDKが気配値を切り下げ、東エレク、日本電産も下押し、JDIは売られるなどハイテク株の下げがきつい。ソフトバンクGが大幅安で、NTT、KDDIも安く、ファーストリテは下落して始まり、武田がさえない。三菱UFJ、三井住友が軟調。国際帝石や三菱商、伊藤忠は売り物がちでTATERUが大量の売りを浴びている。
 
半面、関西電、東電力HD、東京ガスは堅調。ブレインPが上伸している。
 
225先物は、アムロ・メリル・三菱・ソジェン・モルスタが買い越し。
野村・大和・ドイツ・みずほ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はメリル・モルスタ・クレディ・ナティクス・HSBC・アムロが買い越し。
シティ・JP・パリバ・UBS・GS・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、三機工(1961)、雪印メグ(2270)、JBR(2453)、物語コーポ(3097)、川田TECH(3443)、日本新薬(4516)、日医工(4516)、TOW(4767)、三和HD(5929)、帝国電機(6333)、渋谷工(6340)、アネスト岩田(6381)、図研(6947)、岩谷(8088)、クレセゾン(8253)、三井不(8801)、住友不(8830)、JR西(9022)、プレナス(9945)が動兆。
 
 
 

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