大幅反落、米株安を受け売り先行

【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は、前日比375円62銭安の2万8031円22銭と大幅に反落してスタート。きのう18日に大幅反発した反動や、現地18日の米国株が続落したこともあり、売りが優勢となった。時間外取引で米株価指数先物が下落していることも重しのもよう。
 
前日の欧州株市場は高安まちまちの動きだったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数が揃って続落となり、終盤に下げ幅を広げる引け味の悪い展開となった。4月の米住宅着工件数が市場予想を下回ったことで景気回復期待が後退し、景気敏感株の一角に売りがかさみ全般相場の下げを助長した。
 
東京株式市場では前日に日経平均が580円あまりの急伸をみせ目先底入れ期待が高まったが、先物主導で押し上げられた部分も多く、きょうは軟調な米株市場を引き継ぎその反動も予想されるところ。一方、個別では好業績銘柄を中心に押し目買いの動きが予想され、売り一巡後は下げ渋る展開もあるだろう。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=108円台の後半(18日は1ドル=108円97-98銭)、1ユーロ=133円台の前半(同132円96銭-133円00銭)で取引されている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やトヨタ、東エレク、日本電産、エムスリー、ダイキンが下落している。前日に上昇が目立っていたリクルートHDも安い。一方、三菱UFJや任天堂、HOYA、富士通、クスリのアオキHD、三菱ケミHDは上昇している。
 

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