大幅反発、米ハイテク株高と円高一服

【寄り付き概況】
 

12日の日経平均株価は大幅に反発して始まった。始値は前日比565円85銭高の3万6185円62銭。
 
きょうの東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い戻され、日経平均は急反発に転じ、寄り付きで3万6000円台を回復している。
前日まで日経平均は7日続落し、この間に3000円以上の急落をみせていたこともあって、足もとでその反動が顕在化した。前日の米国株市場では朝方は売りが優勢だったものの、その後はハイテク系グロース株への買いが活発で全体相場を押し上げている。
 
外国為替市場では一時急速に円高が進んだが、その後はドルが買い戻される流れとなっており、東京株式市場への影響は限定的なものにとどまっている。
 
市場では「米CPIを受け、外国為替市場で円相場は1ドル=142円台で推移するなど円高進行に歯止めがかかっており、日本株の支援材料になっている」との受け止めが聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は大幅に反発している。

個別では、フジクラやディスコが買われたほか、IHIや川重などの重工株も上昇している。一方、第一三共とNTTが下落している。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次