売り買い拮抗、高PERに買い

東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.98ポイント(1.15%)高い789.39だった。米利上げペースの鈍化観測から前日の米長期金利が低下。新興市場でこれまで売られていた高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に買いが入りやすかった。

市場関係者は、「ロシアを巡る地政学リスクが意識されるなか、新興市場は内需に依存した企業が多く、影響が限定的との見方もありそうだ」とみていた。

フリーやAppierが買われた。一方、TKPやそーせいは売られた。
値上がり銘柄数241、値下がり銘柄数220と、売り買いが拮抗した。

 個別ではアミタホールディングス、AI inside、POPER、マイクロ波化学がストップ高。ジィ・シィ企画、エスユーエス、エフ・コードは一時ストップ高と値を飛ばした。ALBERT、Aiming、ウォンテッドリー、Appier Group、ハイブリッドテクノロジーズなど16銘柄は年初来高値を更新。ティアンドエス、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、ヘッドウォータース、メタリアル、Sun Asteriskが買われた。

一方、ベースフード、ピクスタ、パルマ、かっこ、i-plugなど11銘柄が年初来安値を更新。キャリア、プロジェクトカンパニー、Sharing Innovations、Kaizen Platform、日本情報クリエイトが売られた。

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