売り買い拮抗、新興株にも買いが波及

 
東証グロース市場は、東京株式市場で日経平均株価が史上初めて、心理的節目の4万円を上回って推移している。投資家心理が一段と強気に傾くなか、新興株にも買いが波及した。前週末の米ハイテク株高を受け、人工知能(AI)関連銘柄などの上昇が目立つ。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。前引けは前週末比7.13ポイント(0.93%)高の770.73だった。
 
グロース市場ではヘッドウォやウェルスナビ、AIinsが上昇した。一方、フリーやヴレインSは下落した。
値上がり銘柄数248、値下がり銘柄数278と、売り買いが拮抗した。
 
 個別ではデータセクション、ヘッドウォータース、Fusic、Laboro.AI、AVILENがストップ高。ベガコーポレーション、ジェイドグループ、FFRIセキュリティ、フレクト、Finatextホールディングスなど18銘柄は昨年来高値を更新。セカンドサイトアナリティカ、EduLab、売れるネット広告社、ハウテレビジョン、トリプルアイズが買われた。
 
 一方、勤次郎、サスメド、マーソ、タカヨシ、ブティックスが昨年来安値を更新。リビングプラットフォーム、BBDイニシアティブ、エフ・コード、クックビズ、ステムセル研究所が売られた。
 
 
 

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