売り買い拮抗、新興株には買い

東証グロース市場は米中貿易摩擦が激化するとの警戒感から日経平均株価が下落するなか、米国の関税政策の影響を相対的に受けにくい内需関連が多い新興株には消去法的な買いが向かった。

東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前週末比1.46ポイント(0.20%)高の746.70で、前週末に付けた年初来高値を上回っている。グロース250は堅調。グロースCoreは弱含み。

グロース市場ではサンバイオやフリー、MTGが上昇した。一方、トライアルやジーエヌアイ、タイミーが下落した。

値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数274と、売り買いが拮抗した。

 個別ではPostPrime、GreenBee、ブルーイノベーションがストップ高。アイズ、アライドアーキテクツは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵デジタルホールディングス、dely、ティーケーピー、デジタルグリッド、リネットジャパングループなど46銘柄は年初来高値を更新。売れるネット広告社グループ、キッズウェル・バイオ、AeroEdge、クラダシ、MTGが買われた。

一方、オルツ、GENDAが年初来安値を更新。オキサイド、PRISM BioLab、カラダノート、ZenmuTech、THECOOが売られた。

 

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