東証グロース市場は、朝方は前日の米株安を受けて下落で始まったが、売り一巡後は小幅に高い水準で推移した。新興市場の銘柄は前週まで下落が目立っていたため、個人などの押し目買いが入りやすいとの見方もあった。東証マザーズ指数、グロースCoreは反発。
東証マザーズ指数の終値は前日比2.04ポイント(0.27%)高い745.04だった。
同日の日経平均株価は大幅に下落した。市場では「新興市場は不透明感が強まっている海外景気の影響を相対的に受けにくいことに着目した物色が向かいやすかった」との見方もあった。
東証グロース市場では、M&A総研やグッドスピーが上昇した。一方、インフォRやAimingは下落した。
値上がり銘柄数263、値下がり銘柄数246と、売り買いが拮抗した。
個別ではアマナ、アクアライン、グッドスピードがストップ高。ジェイグループホールディングス、アズーム、ユナイテッド&コレクティブ、アララ、日本情報クリエイトなど9銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、Globee、AViC、モダリス、トゥエンティーフォーセブンが買われた。
一方、アジアクエスト、monoAI technology、レントラックス、交換できるくんが年初来安値を更新。スマサポ、AeroEdge、Aiming、グローム・ホールディングス、WACUが売られた。
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