売り買い拮抗、投資家心理の支え

 
東証グロース市場は日経平均株価が連日で史上最高値を上回って推移し、投資家心理の支えとなった。ただ、グロース250指数の上値は重く、下げる場面もあった。東証プライム市場の大型株に投資家の関心が移っており、市場では「新興市場の小型株には物色が向かいにくい状況にある」との見方があった。
グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数は小幅に反発した。前引けは前日比0.89ポイント(0.14%)高の655.40だった。グロース市場ではエヌ・ピー・シーやセルシード、プログリットが上昇した。一方、プレイドやクオリプス、トライアルは下落した。
値上がり銘柄数264、値下がり銘柄数269と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではENECHANGE、TORICO、セルシードがストップ高。坪田ラボは一時ストップ高と値を飛ばした。フーバーブレイン、リックソフト、識学、Zenken、BuySell Technologiesなど7銘柄は年初来高値を更新。プログリット、シンバイオ製薬、コパ・コーポレーション、エヌ・ピー・シー、ジャパニアスが買われた。
 
 一方、アストロスケールホールディングス、ライスカレー、MFS、豆蔵デジタルホールディングス、スタジオアタオなど15銘柄が年初来安値を更新。プレイド、coly、地域新聞社、ワンダープラネット、EduLabが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次