売り買い拮抗、投資家心理の悪化

 
東証グロース市場は日経平均株価が下落し、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。日銀による追加利上げが近づいているとの見方は多く、金利上昇圧力が強まるなか、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)株の多い新興株市場では相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。
グロースCoreは続落した。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前日比2.60ポイント(0.41%)安の632.49だった。
グロース市場ではフリーやインテグラル、ジーエヌアイが下落し、トライアルやカバー、GENDAが上昇した。
値上がり銘柄数266、値下がり銘柄数243と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではかっこ、AHCグループ、コパ・コーポレーション、ビジネスコーチがストップ高。リアルゲイトなど2銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、モンスターラボホールディングス、INCLUSIVE、AIAIグループ、S&Jが買われた。
 
 一方、ジーエヌアイグループ、アスカネット、ユナイテッド、ピクスタ、ホットリンクなど35銘柄が年初来安値を更新。コンヴァノ、クオリプス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、フレアス、Recovery Internationalが売られた。
 

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