東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに小幅高。東証マザーズ指数の終値は前日比2.48ポイント(0.34%)高い726.64と9月20日以来、約2週間ぶりの高値だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、投資家心理が改善したことが国内新興市場のグロース銘柄の支えだった。エニーカラーなど高値圏で推移する主力銘柄には利益確定売りも出やすく、マザーズ指数は下げに転じる場面もあった。
東証グロース市場の売買代金(概算)は1529億円と9月16日(1648億円)以来の多さだった。ビジョナルやAppierが上げた。一方、エニーカラーやウェルスナビは下げた。
値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数227と、売り買いが拮抗した。
個別では霞ヶ関キャピタル、すららネット、ヌーラボがストップ高。WACULは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ウォンテッドリー、ビジョナル、ワンキャリア、グローバルセキュリティエキスパートなど15銘柄は年初来高値を更新。ジャパニアス、M&A総合研究所、ヘリオス、セカンドサイトアナリティカ、東京通信が買われた。
一方、サインド、アンジェス、サークレイス、ポーターズ、識学など8銘柄が年初来安値を更新。Unipos、グッピーズ、ラバブルマーケティンググループ、SKIYAKI、アクシージアが売られた。
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