売り買い拮抗、手じまい売り

 
東証グロース市場は半導体関連の大型株が物色された影響で手じまい売りが優勢となった。東証マザーズ指数は3営業日続落。一方、グロースCoreは小幅高。
東証マザーズ指数の終値は祝日前の22日終値に比べ3.91ポイント(0.52%)安い748.84と、1月19日以来1カ月ぶりの安値だった。足元の東京株式市場では、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回るバリュー(割安)株に物色が向かっており、グロース(成長)株が多い新興市場の主力株の一角に売りが出た。
イントループやそーせい、EDPが下落した。一方、ビジョナルやJTOWERが上昇した。
市場関係者は「プライム市場の半導体関連株がにぎわい、グロース上場銘柄から資金が流出した」と指摘していた。「米長期金利が高止まりし、高PER株を売る動きが続いている」との声も聞かれた。
個別では、アミタホールディングス、東京通信、イメージ・マジックがストップ高。Green Earth Instituteは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、ユニフォームネクスト、エディア、スタメン、ワンキャリアなど11銘柄は昨年来高値を更新。ラストワンマイル、セルシード、HPCシステムズ、トヨクモ、日本電解りが買われた。
 
 一方、FRONTEO、グランディーズ、ヤプリ、i-plug、エクサウィザーズなど10銘柄が昨年来安値を更新。INTLOOP、ヘッドウォータース、SERIOホールディングス、ファンペップ、イーディーピーが売られた。
 
 

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