東証グロース市場は、売り買い交錯のもみ合いとなった。東証マザーズ指数は小反落。東証マザーズ指数の終値は前日比1.04ポイント(0.13%)安い817.64だった。
一方、グロースCoreは強含み。日経平均株価が反落して始まったためマザーズ指数も軟化して始まったが、値動きの良いグロース上場銘柄には個人などの押し目買いも入り、底堅い展開となった。
4日は米国株式市場が休場となるため、日本株はどの市場区分でも「個人主体の動き」となった。様子見ムードも強かった。グロース市場では「テレビ番組で紹介されたことが買い手掛かりとなった銘柄があった」のが話題となった程度で、商いはやや低調だった。
東証グロース市場では、エクサWizやジーエヌアイが下落した。一方、JTOWERやスパイダーは上昇した。値上がり銘柄数264、値下がり銘柄数243と、売り買いが拮抗した。
きょう東証グロース市場に新規上場したエアロエッジは買い気配のまま終え、売買が成立しなかった。気配値を公開価格(1690円)の2.3倍にあたる3890円に切り上げた。
個別では、クオリプスがストップ高。ソーシャルワイヤー、ノイルイミューン・バイオテック、ブリッジコンサルティンググループは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、海帆、ゼネラル・オイスター、バルニバービ、LeTechなど29銘柄は年初来高値を更新。リグア、メディア総研、スペースマーケット、トランザクション・メディア・ネットワークス、フーディソンが買われた。
一方、ディー・ディー・エスがストップ安。リアルゲイト、プロディライト、クラダシ、バルミューダ、W TOKYOなど7銘柄は年初来安値を更新。フィードフォースグループ、ティムス、イオレ、フルッタフルッタ、FPパートナーが売られた。
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