東証グロース市場は、円安進行などを背景に東証プライム市場に上場する主力株に物色の矛先が向かうなか、前週末の米ハイテク株が相対的に軟調だったことも重荷となり、新興株には利益確定売りが優勢だった。
グロースCore、グロース250はともに小幅安。
東証グロース市場250指数の前引けは前週末比2.27ポイント(0.32%)安の711.85だった。
グロース市場ではフリーやジーエヌアイ、JTOWERが下落した一方、QPS研究所やウェルスナビ、GENDAが上昇した。値上がり銘柄数248、値下がり銘柄数250と、売り買いが拮抗した。
個別では、ブレインズテクノロジーが一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、ニッソウ、博展、ジェイグループホールディングス、モルフォなど13銘柄は昨年来高値を更新。QPS研究所、アマガサ、サスメド、アルー、ELEMENTSが買われた。
一方、ヘリオスが昨年来安値を更新。サークレイス、クオリプス、ウェルプレイド・ライゼスト、モンスターラボホールディングス、サンバイオが売られた。
目次
