東証グロース市場は、グロースCoreは弱含み。東証マザーズ指数は小じっかり。東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比0.88ポイント(0.12%)高い748.34だった。東証プライムの主力銘柄が堅調に推移し、新興株にも買いが波及した。もっとも、新規株式公開(IPO)ラッシュによる需給悪化などから新興市場の主力銘柄の上値は重く、マザーズ指数は下げに転じる場面もあった。
東証グロース市場ではマイクロ波やエニーカラーが上昇した。一方で、主力のビジョナルやフリーは下げた。
値上がり銘柄数257、値下がり銘柄数234と、売り買いが拮抗した。
31日に東証グロース市場に上場したココルポートは9時59分に公募・売り出し価格(公開価格、3150円)を31%上回る4135円で初値を付けた。名証メイン市場に上場したエコムは9時に公開価格(1680円)を2%上回る1714円で初値を付けた。
東証グロースに新規上場したフュージックは買い注文が膨らんでおり、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3400円と、公開価格(2000円)を70%上回る水準。
個別ではココルポートがストップ高。Arent、フィードフォースグループは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、サンクゼール、クリアル、アズーム、アドバンスト・メディアなど12銘柄は昨年来高値を更新。くふうカンパニー、イーディーピー、ブランディングテクノロジー、オープンワーク、マイクロ波化学が買われた。
一方、日本ナレッジ、カバーが昨年来安値を更新。シルバーエッグ・テクノロジー、ヘッドウォータース、ポーターズ、テクノロジーズ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が売られた。
目次
