売り買い拮抗、リスク選好姿勢が継続

 
東証グロース市場は前日の米株高などを背景に、個人投資家のリスク選好姿勢が継続した。終値としては10月21日以来およそ3週間ぶりの高値水準となった。半面、日経平均株価が朝高後下げに転じたため、指数は小幅ながら下げる場面もあった。
グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は5日続伸した。終値は前日比0.12ポイント(0.02%)高の631.50だった。
「トランプ氏の大統領選当選で仮想通貨に連想の買いが入った」という。ただ、「個人投資家中心の投機的な売買が中心だった」といい、前場で大きく上昇した後は利益確定売りに押され、一時マイナスに転じる場面もあった。
 
グロース市場ではジーエヌアイやカバー、MTGが上昇した。一方、フリーやアストロHD、トライアルは下落した。
値上がり銘柄数286、値下がり銘柄数264と、売り買いが拮抗した。
 
 個別ではマーキュリーがストップ高。フィスコは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Aiロボティクス、ネクストジェン、日本情報クリエイト、kubellなど10銘柄は年初来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、Waqoo、MTG、ピクスタ、モダリスが買われた。
 
 一方、Sapeetがストップ安。タイミー、ゼネラル・オイスター、日本ナレッジ、Birdman、東京通信グループなど7銘柄は年初来安値を更新。ホットリンク、タカヨシホールディングス、アイビス、ジャパンワランティサポート、ラストワンマイルが売られた。
 

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