売り買い交錯、日銀決定会合の結果待ち

【寄り付き概況】

 
19日の日経平均株価は小幅に反発で始まった。始値は前日比15円23銭(0.05%)高の3万2774円21銭。
 
前日の米国株市場ではハイテク株中心に根強い買いが続き、主要株価指数がおおむね堅調に推移したが、NYダウは後半値を消す展開で大引けはわずかな上昇にとどまった。直近までNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに7日続伸していたことで買い疲れ感も出ている。
 
東京株式市場では外国為替市場で円安方向に振れていることは輸出セクター中心にプラス材料として働きやすいが、日銀金融政策決定会合の結果を目前に取引前半は方向感の見えにくい展開が想定される。
 
18日夜に米鉄鋼大手USスチールを約2兆円で買収すると発表した日本製鉄は一時、6%強下げた。期待できる電気自動車(EV)市場の取り込みや原料権益の確保といった狙いがあるが、買収負担の重さを嫌気した売りが優勢となっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
 
個別では、JR東海や第一三共が安い。OLCが売られている。一方、日本ハムが大幅に上昇。サイバー、ディーエヌエが上昇している。
 
 

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次