【寄り付き概況】
30日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比11円21銭高の4万5054円96銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続伸したが、ダウの上昇率は0.1%台と小幅にとどまっており様子見気分も拭えない。
東京株式市場でも週末3日に発表予定の9月の米雇用統計や4日に行われる自民党総裁選の投開票を前に、積極的な買いが入りにくい面がある。足もと外国為替市場でドル安・円高に振れていることは輸出セクターを中心にマイナスに作用しやすい。
一方、下値では出遅れた向きの押し目買いが入り、深押しも回避されそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は朝高後に下落に転じた。
個別では、アドテストやスクリン、荏原が高い。TDKやエムスリー、リクルートが上昇した。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、KDDIが安い。トヨタやホンダ、デンソーが下落した。
