明日(5日)の東京株式市場は、手掛かり材料が不足するなかで、売り買いともに手控えムードが継続しそうだ。
米国株の影響を大きく受ける展開が想定される。米中貿易摩擦問題などへの警戒感が強く買い手控えムードが強い一方で、外国為替市場での円安・ドル高進行などを支えに、押し目買い機運も根強いことから、売り買いが拮抗するなかで、狭いレンジでのこう着状態となりそうだ。
個別では、引け後に発表された国内ユニクロの8月の月次が好調であったファーストリテイリングの動向が注目される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
23031.17 ボリンジャー:+2σ(25日)
22869.50 新値三本足陽転値
22833.81 ボリンジャー:+1σ(26週)
22800.10 6日移動平均線
22799.67 ボリンジャー:+1σ(13週)
22770.98 ボリンジャー:+1σ(25日)
22705.03 均衡表転換線(日足)
22696.90 ★日経平均株価4日終値
22517.44 13週移動平均線
22510.78 25日移動平均線
22462.37 75日移動平均線
22441.75 均衡表基準線(日足)
22420.15 均衡表雲上限(日足)
22409.54 200日移動平均線
22388.21 均衡表転換線(週足)
22329.49 均衡表雲上限(週足)
22305.00 26週移動平均線
22256.67 均衡表雲下限(日足)
22250.59 ボリンジャー:-1σ(25日)
22235.20 ボリンジャー:-1σ(13週)
21990.39 ボリンジャー:-2σ(25日)
前日に続いて5日線を上回ることなく推移したが、ローソク足は長い下ひげを引いて8月24日高値と27日安値で形成する窓の大半を埋めた形となり、下値での買い意欲の強さを確認した。5日線と75日線が下降する一方、25日線と200日線は上向きを維持し、相場全体として強弱感の対立を窺わせた。
ボリンジャーバンドでは、日々線が+1σを下回って推移した。
+2σを一時超えた8月30日からの調整局面にあるとみられ、今後は中心線に向けた下落も視野に入る。
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