売り先行後も軟調な展開か

 
22日の日経平均株価は、売り先行後も軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6200円-2万6600円を想定。
米国株はワシントン誕生記念日により休場。ウクライナ情勢の混乱を嫌気してロシア株や欧州株が大きく下げており、日本株はこれらの動きを嫌気して売りが優勢になると予想する。
きのう21日は、ウクライナ問題に関し、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領による首脳会談が計画されたことを手がかりに下げ幅を縮小して取引を終了した。
ただ、プーチン大統領は現地21日のテレビ演説で、ウクライナ東部の親ロシア派が占領する地域の独立を承認すると表明。一方的な独立承認で、欧米各国との対立が深刻化する可能性を警戒し、リスク回避姿勢が強まりそう。
また、あす23日は天皇誕生日で祝日となることもあり、見送りムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ば(21日は114円92-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同130円70-74銭)とやや円高に振れている。
日経平均先物は大阪取引所のナイトセッションで、21日清算値比420円安の2万6520円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■コシダカホールディングス <2157>
上期経常を41%上方修正。
 
■シーズメン <3083>
アバター販売・改変プラットフォームの開発・運営を手掛けるポリゴンテーラーおよびポリゴンテーラーコンサルティングに資本参加。クシム <2345> [東証2]、フィスコ <3807> [JQG]、ネクスグループ <6634>もポリゴンテーラーに出資する。
 
■ニューラルポケット <4056>
デジタルLEDサイネージの販売を手掛けるネットテンの全株式を取得し子会社化する。株式取得価額は24.1億円。
 
■レイ <4317>
非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は5円増配。
 
■倉元製作所 <5216>
今期営業は黒字浮上へ。
 
■アジアゲートホールディングス <1783>
今期経常を2.2倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
 
■LIFULL <2120>
ブロックチェーン技術を活用した金融取引システムの構築を手掛けるHash DasH Holdingsと資本業務提携。
 
■レカム <3323>
リコーチャイナと自社ブランドLED照明「RENTIA」の中国での販売に関する業務提携契約を締結。
 
■カシオ計算機 <6952>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.44%にあたる350万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施。また、3月31日付で1000万株を消却する。
 
■めぶきフィナンシャルグループ <7167>
発行済み株式数の7.63%にあたる9000万株の自社株を消却する。消却予定日は3月14日。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
22(火)
1月企業サービス価格指数(8:50)
 
【海外】
独2月Ifo景況感指数(18:00)
米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米2月消費者信頼感指数(2/23 0:00)
米2年国債入札
《米決算発表》
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※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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