3日の東京株式市場は、売り先行後、安値もみ合いが続くと予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1300円を想定する。
2日の米国株式が反落した動きを受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比385円安の2万1045円と急落。朝方は、株価指数先物を中心に同清算値にサヤ寄せする動きが強まりそうだ。2万1000円どころの攻防が意識される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(2日終値106円28-29銭)と円高に振れている。引き続き、為替と米国株価指数先物の時間外取引の動向に対して、神経質な展開となりそう。
為替や米国株式の影響を受けづらい、内需系の中小型株へ物色の矛先が向かうことが想定される。
【好材料銘柄】
■日本商業開発 <3252>
前期経常を45%上方修正。
■マイネット <3928>
タイトル名非公開のスマートフォン向けゲームの運営を開始。
■インソース <6200>
4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■アルトナー <2163>
50万株の立会外分売を実施。
分売期間は4月17日~20日。東証1部への市場変更に向け、形式要件の充足を図る。
【主な経済指標・スケジュール】
3(火)
3月日銀短観「企業の物価見通し」
3月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
キユーピー、西松屋チェ、エスプール、アヲハタ、KTK、バイク王、ライトオン、ナガイレーベ、北恵
【海外】
米3月新車販売台数
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
