売り先行で軟調な展開か

25日の東京株式市場は、売り先行後も、軟調な展開か。
日経平均予想レンジは、1万9200円-1万9700円。
ダウ平均が21日に414ドル安、24日に653ドル安と連日で値幅を伴った下げとなっている。2日で1000ドル超下げており、日本株は全面安が避けられないだろう。節目の2万円を大きく割り込むスタートが想定されるため、投げ売りも多く出てくると考える
24日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比800円安の1万9250円だった。朝方は、同清算値にサヤ寄せしそうだ。
 
手掛かり材料難のなか、年内受け渡し最終日にあたることから、現金化の動きが強まることも見込まれる。
また、株価の急落で、個人投資家の一部には信用取引での追加保証金(追証)の差し入れを避けるため、処分売りが出る可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(前週末21日終値111円26-27銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同127円6-64銭)とリスクオフの円高方向に振れている。
 
【好材料銘柄】
 
■ディア・ライフ <3245>
江戸川区の複合物件「グランディオ葛西」を取得。
 
■ALBERT <3906> [東証M]
今期経常を36%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
 
■秋川牧園<1380>
東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■パーソルホールディングス <2181>
ヒューリック<3003> 子会社で人材サービスを展開するアヴァンティスタッフの株式を取得し子会社化する。
 
■ファーストブラザーズ <3454>
子会社ファーストブラザーズキャピタルが台東区の販売用不動産を売却。売却価格は17年11月期売上高の10%に相当する額以上。19年11月期に収益計上する予定。
 
■サツドラホールディングス <3544>
上期経常が27%増益で着地・9-11月期も13%増益。
 
■日本曹達 <4041>
医薬品添加剤「NISSO HPC」の生産能力を30%増強。投資金額は50億円で21年度上期に営業運転を開始する。
 
■大日本住友製薬 <4506>
京都大学iPS細胞研究所、住友化学 <4005> と高品質な臨床用iPS細胞を製造するための共同研究を開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
25(月)
11月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
しまむら、象印、安川情報、パレモ・HD、ピックルス、KTK、ハピネス&D、あさひ、ストライク、壱番屋
 
【海外】
休場:米、英、香港(クリスマス)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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