売り優勢の展開か

20日の東京株式市場は19日の米国株安も重なり売り優勢の展開か。
FOMCはほぼ想定線の内容ではあったが、市場ではよりハト派的な内容になるとの見方も浮上していただけに、失望と受け止められたもよう。
 
日経平均株価の予想レンジは、2万500円-2万800円。
シカゴ日経平均先物からは2万1000円を大きく下回ってのスタートが予想される。
売り一巡後は、落ち着きどころを探る展開になるとみられるが、日銀の金融政策決定会合と、その後の黒田東彦総裁の記者会見の内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(19日終値は112円40-41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円10-14銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比290円安の2万630円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■日本製粉 <2001>
19年3月1日納品分から市販用冷凍食品を約5%~13%値上げする。
 
■アステリア <3853>
弁護士ドットコム <6027> [東証M]のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」と「ASTERIA Warp」が連携。開発工数をかけずに業務の自動化、効率化を実現する。
 
■大正製薬ホールディングス<4581>
米ブリストル・マイヤーズ スクイブが子会社を通して保有するフランスの医薬品製造販売会社UPSAの全株式と関連する事業資産を取得し、UPSAを子会社化する。取得価額は約1800億円。
 
■日本郵政<6178>
米保険大手のアフラック・インコーポレーテッドと資本提携。アフラック株7%程度を1年以内に取得し、取得から4年後をメドに持分法適用会社化する。
 
■エボラブルアジア <6191>
11月取扱高は前年同月比2.2倍の95.6億円。
 
■ソラスト<6197>
11月訪問介護利用者数は前年同月比4.7%増、デイサービス利用者は同3.7%増。
 
■アイモバイル<6535>
子会社ネッチがニンテンドースイッチ向けオンラインクレーンゲーム「ネットキャッチャー ネッチ」を配信開始。
 
■ジャパンディスプレイ<6740>
エフィッシモ キャピタル マネージメントが19日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、エフィッシモのJディスプレ株式保有比率は7.90%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
 
■Casa<7196>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.68%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月20日から19年1月24日まで。
 
■カイカ<2315>
今期営業は黒字浮上へ。
 
■and factory <7035>
ビーグリーと共同開発した無料マンガアプリ「コミックevery」を配信開始。
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
20(木)
黒田日銀総裁会見
10月全産業活動指数(13:30)
12月の月例経済報告
 
【海外】
米12月フィラデルフィア連銀景気指数(22:30)
米11月景気先行指数(12/21 0:00)
《米決算発表》
アクセンチュア、コナグラ・ブランズ、ナイキ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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