12日の東京株式市場は、欧米株安を嫌気して売り優勢の展開を予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2300円。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(前週末9日終値113円84-86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同129円06-10銭)と小動き。
為替は比較的落ち着いており、大きく崩れることはないとみるが、先行き不透明感から上値は重いと考える
ただ、日経平均株価の5日移動平均線が、前週末9日時点2万2173円近辺で推移。直近では同線が下値を支える格好となっていただけに、同線が意識される場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比145円安の2万2125円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
22125 ( -145 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
22150 ( -120 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■ジャパンベストレスキューシステム <2453>
今期経常は9%増で4期連続最高益、3円増配へ。
■ブレインパッド <3655>
上期経常を一転2.1倍増益に上方修正、通期も増額。
■石原産業 <4028>
今期経常を2.2倍上方修正。
■ニチモウ <8091>
上期経常は一転60%増益で上振れ着地・通期計画を超過。
■森組 <1853>
今期経常を65%上方修正、配当も5円増額。
■オートウェーブ <2666>
今期経常を81%上方修正。
■日本一ソフトウェア <3851>
上期経常は5%減益・通期計画を超過。
■東洋合成工業 <4970>
今期経常を一転24%増益に上方修正。
■ユニマット リタイアメント・コミュニティ <9707>
上期経常を42%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
■パルマ <3461>
今期経常は11%増で6期連続最高益、実質増配へ。12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■日本ファルコム <3723>
スマートフォン向けゲーム「イース アルタゴの五大竜」の台湾、香港、マカオでの配信が決定。
■バンク・オブ・イノベーション <4393>
前期経常は3.2倍増で上振れ着地・2期連続最高益、今期業績は非開示。上海東方明珠文化発展とファンタジーRPG「幻獣契約クリプトラクト」「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」の中国本土での配信を前提とした独占ライセンス契約で合意。
■アルファポリス <9467>
上期経常が3倍増益で着地・7-9月期も2.1倍増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
12(月)
10月企業物価指数(8:50)
10月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
大林組、前田建、住友ベ、ふくおか、京都銀、近鉄GHD、TATERU、前田道、GMOPG、東和薬品、ホトニクス、めぶきFG、ヤオコー、アイフル、ソニーFH、GMO、ユー・エス・エス
【海外】
予定はありません。
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
